こんにちは。まこです。
2月25日にカメラ・写真ファンの大イベント「CP+2017」に行ってきました。
今回は「カメラ関係」のレポートです。
パート1では、写真家 鈴木心さんに撮影していただいたレポート、プリンターや用紙関係+αでドローンをレポートしています。
目次
そもそも「CP+」ってなに?
CP+(Camera & Photo Imaging Show)とは「アジア最大の写真・カメラのイベント」で、カメラメーカー、写真機材メーカーが最新のカメラ、写真機材を発表、展示するイベントです。
有名な写真家のトークショーやワークショップが開かれ、憧れの写真家にも会えるイベントとなっています。
カメラ・写真ファンにとっては年に一度のカメラ・写真大イベントとなっています。
入場料は1500円ですが、事前登録しておけば無料で楽しめます。
【ニコン】鉄道写真家 中井精也先生のプレゼンはビジネスマンもお手本になる!!
鉄道写真家 中井精也先生(以下、中井先生)のトークだけは見ようとCP+に来る前から楽しみにしていました。
中井先生のトークは大人気で、ニコンブースに5分前に到着したら、すでに人でいっぱい。前の先生のトークショーから並んで待っていた方が多くいました(^^;
中井先生のトークの目的はニコンのカメラ「D500」の宣伝です。
中井先生がD500で撮影した鉄道写真を用いながら、D500の性能や機能、そして良いところを説明し、鉄道写真を撮るなら「D500ですよ!」ということを伝えています。また途中で笑いも取り、みんなどっと笑わせる。
中井先生のプレゼンは本当に面白い。中井先生の人柄も人気の写真家でもありますが、トークでも人の心をつかむのが、とてもうまいのです。
多分ここにいた何人かはD500を注文しているでしょう(笑)
また中井先生のプレゼンは、サラリーマンがプレゼンする上で使えるテクニックが満載でした。
キャンプで使用できるアクションカメラ探しもしていたので、ニコンのアクションカメラを見てきました。
ニコンが新たに参入したアクションカメラ分野です。
上記アクションカメラは「KeyMission 360」というモデルで、4K対応で360度を撮影できるアクションカメラです。
さまざまな場所にアクションカメラを装着した例です。
あらゆる場所と一眼レフカメラのレンズにも装着できるようですが、そんなことするんでしょうかね(^^;
カタログはしっかりいただいてきました。
【キヤノン】最新EOS M6ってどうよ?
キヤノンも今回は目玉となる最新カメラの発表はありませんでした。
そろそろ「6D MarkII」の発表があっても良い時期と思いますが、その発表もなし。
その代わりつい最近発売されたミラーレス一眼「EOS M6」が展示してありました。
実は「EOS M6」は「EOS M3」の後継機種とのことでした。名前からすると「EOS M5」の後継かと思いましたが、キヤノンのスタッフの方が話してくれたのでそうなのでしょう。
タッチパネルでピントを合わすことができるようですが、目新しい機能ではないです。
その他「EOS 5Ds R」と「EOS 5Ds」をいじってきました。
この場だけでは、両カメラの良さはわかりませんでした。
実際撮影できれば、すごい解像度の写真が撮影できるカメラです。
【オリンパス】宮崎あおいちゃんはいなかったけど、やっぱりいいな「OM-D E-M1 MarkII」
僕のメインカメラは「キヤノンEOS 6D」ですが、実はオリンパスユーザー(オリンパス E-30も使っています)で、一番好きなカメラメーカーはオリンパスです。
一番気になっていたカメラが「OM-D E-M1 MarkII」(以下、E-M1 MarkII)です。
もうすでに発売されており、持っている方もいるかと思います。
地元の家電ではまだ実機がおいていなかったので、「E-M1 MarkII」はいじってこようと思っていました。
すぐに撮影できるE-M1 MarkIIを見つけて撮影させてもらいました。
装着していたレンズが「M.ZUIKO DIGITAL ED 40-150mm F2.8 PRO」(以下、ED 40-150mm F2.8レンズ)。
バスケットボールをプレイしているお兄さんたちを撮影することで、E-M1 MarkIIのAFの素晴らしさをわかってもらえるブースでした。
まず驚いたのは「E-M1 MarkII+ED 40-150mm F2.8レンズ」の軽さに感動!
軽いカメラであるキヤノン EOS 6DでもEF70-200mm F2.8L ISレンズの組み合わせると、さすがに重さを感じるのですが、E-M1 MarkII+40-150mm F2.8レンズの組み合わせは、どこにでも持っていきたい!と思わせる軽さでした。
キャンプやトレッキングするときには、軽いカメラが良い。
マジ欲しいカメラです。
山岸伸先生とTBS 世界ふしぎ発見のミステリーハンター坂本三佳さんの旅写真のトークショーが開かれていました。
坂本三佳さんが山岸伸先生からプレゼントされた「オリンパス PEN(モデル不明)」で、世界で撮影した写真を紹介していました。
オリンパスブースでは、オリンパスのカメラを試した方にSDカード入れをプレゼントしていました。もちろん頂きました(*‘ω‘ *)
【リコー】360度が撮影できるって!?スゴくない?
リコーと言ったら「GR」というカメラでしょ!
僕も古い「GR DIGITAL(初代)」と「GR DIGITAL2」を持っています。28mmレンズの単焦点カメラですが、コンパクトでスナップ写真を撮影するにはとても素晴らしいカメラです。
そんなリコーのカメラで最近気になっているカメラが「RICOH THETA(シータ)」です。
全天球レンズ搭載しており、360度撮影できるカメラです。
「360度が撮影できるって!?スゴくない?」ということで、こちらのカメラもキャンプで使用できそうなカメラということで見てきました。
但し「RICOH THETA(シータ)」は、防水ではないそうです。。。
「360°世界のすべてを記録する」
凄い!
【その他】一気レポート!!
その他のブースは時間がなくてざっとしか見られませんでした。
「富士フィルムブース」では「GFX」で撮影した写真が展示されていました。
43.8×32.9mmという大きなセンサーで5140万画素のため、写真が細かいところまで再現されていました。
「シグマブース」では本当は「ARTシリーズ」のレンズをEOS 6Dに装着して試し撮りをしたかったのですが、時間がなくできませんでした。
その変わり「dp1」を少しだけいじってきました。「dp1」は独特のデザインのカメラでカッコいいです。
「タムロンブース」も同じくタムロンのレンズをEOS 6Dに装着して試し撮りをしたかったのですが、時間がなくできませんでした。素通りしました(^^;
「ケンコートキナーンブース」も同じ。
ちらっとフィルターを見ただけでした。
その他、人だかりがあるところは、コンパニオンの撮影ができたブースと鉄道写真家 中井精也先生のトークショーのブースの場所でした(^^;
こちらがコンパニオンの撮影ができたブース。
こちらが中井精也先生のトークショー。
ちなみに中井先生は、ソニーブースでもトークショーしていました。大人気者です。
CP+2017に行ってきて思ったこと
CP+2017は、何度か見てきたCP+とは「ちょっと違うな?」と感じることが3つありました。
1つ目に感じたこと「目立った最新カメラがなかった」
いつもならこの時期にワクワク、ドキドキする最新カメラの発表があり、そのカメラを見たり、いじったりするためにCP+に行くのですが、2017年のCP+では、目立った最新カメラがなかったです。
理由はいくつかあります。
1.2016年にリオデジャネイロオリンピックが開かれ、その年に最新のカメラが一気に発表・発売されてしまった。
2.カメラの機能が行くところまで行ってしまったので、もうやることがない?
何はともあれ、2017年は目立った最新カメラがなく、意外と並ばずカメラをいじることができました。
2つ目に感じたこと「来場者数が少ない?」
11時に到着したこともありましたが、「あれ?人が少ない?」と感じました。
ということでCP+の来場者数をしらべてみました。
開催年 | 来場者数 |
CP+2017 | 66,665人 |
CP+2016 | 67,792人 |
CP+2015 | 67,617人 |
CP+2014 | 42,203人 |
CP+2013 | 62,597人 |
CP+2012 | 65,120人 |
CP+2011 | 49,368人 |
CP+2010 | 41,033人 |
前年に比べ1100人程度減っただけですが、来場者数が少ないなと感じました。
1つ目に書きましたが目立った最新カメラの発表がなかったためかと思われます。
3つ目に感じたこと「コンパニオンが少ない?」
こういうイベントはコンパニオン目当てで来場される方もいるかと思いますが、各ブースを回る度に「コンパニオンが少ないなぁ~」と思ってみていました。
またエプソンブースでは、コンパニオン撮影禁止になっていました。
一部のブースでは、コンパニオンを撮影するために人だかりになっていましたが、大手のブースでは人だかりになっていることはなかったです。
コンパニオン目的ではなく、カメラやプリント機材、撮影機材を楽しむのが目的なので、今回が本来の姿かもしれません。
個人的にはちょっぴり寂しい感じはしましたが、カメラ機材に集中できるので、これで良いですね。
【まとめ】でも、やっぱり楽しかったCP+
11時に会場入りしてから18時近くまで、約6時間ほど会場に居ましたが、すべてのブースを回りきれませんでした。
中古カメラ販売やフォトアクセサリーアウトレット、他の会場では写真展も行われていましたが、そちらには回れませんでした。
2日間あれば1ブースをもっとゆっくり見られ、中古カメラ販売やフォトアクセサリーアウトレットも見られたかもしれません。
なんだかんだ言っても「アジア最大の写真・カメラのイベントCP+」はやっぱり楽しかったです。
2018年もCP+に行こうと思っています(^^)
では、この辺で!
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